🎬 人間観察編①|ミランダは悪魔なのか?敏腕編集長なのか?


先日、『プラダを着た悪魔』を久しぶりに見返しました🎬

この映画は、ニューヨークのファッション業界が舞台。

主人公アンディが、世界最高峰のファッション誌「RUNWAY(ランウェイ)」の編集部に入社し、過酷な仕事を通して成長していく物語です。

アン・ハサウェイ演じる主人公アンディ。

彼女はジャーナリスト志望で、正直ファッションにはまったく興味がありません👓

そんな彼女がたまたま受けたのが、世界最高峰のファッション誌「RUNWAY」の面接。

そこで彼女はこう話します。

I am not skinny or glamorous…
(私はたしかにモデル体型ではありませんし、華やかでもありません。)

And I don't know that much about fashion.
(ファッションについて詳しいわけでもありません。)

But I'm smart.
(でも、私は優秀です。)

I learn fast and I will work very hard.
(学ぶのは早いですし、一生懸命働きます。)

この時のアンディは、まだ知りません。

自分がこれから仕える上司が、どれほど理不尽で、どれほど要求水準が高い人物なのかを😂

△こちらがRUNWAY編集長、ミランダ・プリーストリー。

ファッション業界では知らない人がいない、生きる伝説です。

……ただ、めちゃくちゃ性格が悪い。笑

ミランダは、とにかく要求が理不尽。

例えば、アンディにステーキを買いに行かせるシーン。

開店前のお店に電話をかけ、アンディが必死に手に入れて戻ってくると、一言。

「何これ? いらないわ。」

……いや、買わせたのあなたですから😂

さらに、双子の娘のために、まだ発売前の『ハリー・ポッター』最新作の原稿を手に入れてこいという無茶ぶり。

アンディが「本屋へ行ってきます」と答えると、

「あなた、落っこちて頭でも打ったの?」

と一蹴。

欲しいのは、本屋に並ぶ本ではなく、まだ出版されていない原稿

そんなもの普通は手に入りません。

でもミランダは、

「あなたならできるでしょ?」

と言い切る。

皮肉と理不尽のオンパレードです😇

正直、絶対に一緒に働きたくありません。笑


⚡️ それでも、私は彼女が嫌いになれない

でも映画を最後まで見ると、不思議と印象が変わります。

「あ、この人はただ嫌な上司なんじゃない。」

そう思わせるシーンがあります。

それが、パリコレに同行するメンバーを決める場面です。

アンディの直属の先輩・エミリーは、この日のために一年間努力してきました。

ファッションを愛し、RUNWAYで働くことに誇りを持ち、パリへ行くことを夢見てきた人です。

一方のアンディは、もともとファッションに興味がなく、「RUNWAYでの仕事はジャーナリストになるための腰掛け」とまで言っています。

普通なら、エミリーを選びたくなるはずです。

でも、ミランダはこう言います。

"Paris is the most important week of my entire year. I need the best possible team with me. That no longer includes Emily."

(パリ行きは一年で最も重要な一週間よ。可能な限り最高のチームが必要。そこにもう、エミリーは含まれないわ。)

この説明が、本当に美しい。

そこには感情論が一切ありません。

「好きだから。」

「長く頑張ってきたから。」

「かわいそうだから。」

そんな理由は一つもない。

彼女が見ているのは、

「この仕事で、誰が最も成果を出せるか。」

ただ、それだけです。


💼 トップに立つ人の意思決定

ミランダは、「努力」を評価しているわけではありません。

評価しているのは、「結果を出せるかどうか」。

多くの人は、この姿勢を冷たいと言います。

でも、世界最高峰のファッション誌を率いる編集長という立場で考えれば、この判断は極めて合理的です。

もし感情で人を選んで失敗したら、その責任を負うのはミランダ自身。

だからこそ、彼女は情ではなく使命で決断する。

その覚悟があるから、トップであり続けられるのだと思います。

もちろん、普段の言動は本当にひどいです。笑

もっと優しく言えばいいのに…と思う場面は数え切れません。

でも、大事な局面での判断だけは、一切ブレない。

この圧倒的なプロフェッショナリズムには、思わず見惚れてしまいます❤️‍🔥


👠 だから私は、ミランダが嫌いになれない

ミランダは決して優しい人ではありません。

理不尽ですし、怖いし、部下は大変です。

でも、仕事に対しては誰よりも本気。

目的のためには、自分も泥をかぶる覚悟を持ち、責任を引き受けながら決断しています。

だから彼女は、ただの「嫌な上司」で終わらない。

世界中で何度も語られ、20年近く経った今でも愛され続けるキャラクターになったのだと思います。

『プラダを着た悪魔』は、ファッション映画であると同時に、「一流とは何か」「プロフェッショナルとは何か」を描いた映画でもある。

久しぶりに見返して、そんなことを改めて感じました。

みなさんは、『プラダを着た悪魔』のミランダをどう思いますか?✨

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